電線共同溝とは?
電線を、ガス・水道などのエネルギーや上下水道による給排水と共に、通信システムといったライフラインを道路の地下にまとめて収容する施設のことです。
電柱を少なくし道路や歩道を広く、街を便利に安全にします。
街の美観以外の共同溝のメリット
元々地中に設置される水道やガスの場合などは、いままで直接地面に埋められていましたが、共同溝に入れることで道路を掘り返さずメンテナンスできるようになる利点があります。
共同溝のサイズ
共同溝は小さいサイズから大型のものは人だけではなく、さらには車両まで入れる空間を確保したサイズものもあります。
「電線共同溝」とは、電線や光ファイバー類のみを収容する構造の小型のものを指します。
もちろん、電線や光ファイバー類のみを収容する構造の小型のものも存在し(この場合、C電線共同溝と呼ばれる)、全ての電線類を地中に埋設した連続したU字溝状のものに統合した「CABシステム(キャブシステム=CAble Boxの略)」あるいは種類ごとに別々の管路を埋設し接続部のみを一つに統合した「C.C.BOX(シー・シー・ボックス=Communication(or Compact) Cable BOXの略)」などの形で建設され歩道下に設置されることが多い。なお、「電線共同溝」について日本の法令では「電線の設置及び管理を行う二以上の者の電線を収容するため道路管理者が道路の地下に設ける施設」と定義されている(電線共同溝の整備等に関する特別措置法2条3項)。
CABシステム
全ての電線類を地中に埋設した連続したU字溝状のものに統合したものを「CABシステム(キャブシステム=CAble Boxの略)」と言います。
C.C.BOX
種類ごとに別々の管路を埋設し接続部のみを一つに統合したものを「C.C.BOX(シー・シー・ボックス=Communication(or Compact) Cable BOXの略)」と言います。